中日ビジネス交流と物流システム建設シンポジウムが北京で開催
中日経済技術研究會による主催の中日ビジネス交流と物流システム建設シンポジウムが27日、北京で開催された。日本政策研究大學院大學、中國社會科學院世界経済 ?政治研究所、新華社世界問題研究センター、人民日報、北京大學現代日本語研究班から來た専門家や學者の方々がシンポジウムに參加した。
シンポジウムでは、日本政策研究大學院大學?グローバルリーダー育成センターの堀江正弘所長が基調講演を行い、中日両國の経済発展の動向や日本國內の経済発展面に存在する問題などについて彼自身の考え方を語り、また中國経済の発展にとって參考にすべき意義をもつ建議を提起した。
新華社世界問題研究センターの張可喜研究員は、中日関係発展の角度から當面の中日両國の関係に「政冷経不熱(政治分野で冷卻し、経済分野でも熱くない)」という現狀が現れている原因について分析した。張研究員は、日本が歴史問題を正しく認識することができず、過去の侵略に対して心からの深い反省の気持ちを表していないことが、中日の経済関係を含めた両國関係発展を妨げる重要な原因だとみなしている。
中國社會科學院世界経済?政治研究所の倪月菊研究員はシンポジウムで『日本の対中國FDIの現狀とその展望』というテーマの講演を発表した。倪研究員は日本の世界への投資情況の視野で、日本が中國に対する投資の変化を客観的に分析し、次のように示した。両國政治関係が冷たいのが日本の対中國投資の減少の原因の一つだが、日本円の切り下げ、中國労働力コストの上昇、特に日本の世界への投資區域及び投資結構の変化は日本の対中國投資の減少のより重要な原因となるだろう。
日本?國際交流基金北京日本文化センターの吉川竹二所長は、「現在の中日関係が徐々に改善の方向に向かっている」との見解に賛成の意を示している。吉川所長は、現在の中日関係は必ずこのような勢いを保たねばならない。そうしないとまた原點に戻り、努力して行わなければ、後退してしまうからだとみなしている。
董文俊元北京大學経済學院?北京大學光華管理學院副院長、孫前進中日経済技術研究會會長、賈蕙萱北京大學教授?中日経済技術研究會副會長、及び中日経済交流界の関係者がシンポジウムに參加した。(翻訳/新華網日本語)
資料來源:新華網
轉載時間:2016年03月29日
轉載網址:http://jp.xinhuanet.com/2016-03/29/c_135232618.htm